【復活】特急まほろば乗車記 奈良→大阪

今回は3月25日に運転を再開した「特急まほろば」に乗車した。

今回の内容はYouTubeでも公開しているので是非観て頂きたい。

概要

引用:JR西日本ニュースリリース

車両は特急くろしおなどで使用される287系。今回から側面の種別表示に専用幕が搭載された。

運行区間は奈良・大阪間。18日のうめきた新駅開業に伴い新大阪から大阪に延伸された。

引用:JR西日本ニュースリリース

本数は1日1往復、運行日は上記の週末のみとなっている。臨時特急なので運転日には注意だ。

最新情報はJR西日本HPを確認して欲しい。

奈良駅から乗車

今回は奈良発の一番列車の予約を取ることが出来た。18日にふと思い出して購入したが3席ほどしか残っておらず、今回予約した窓側席は1席しか残っていなかった。

ホームには鉄道ファンや観光客をはじめとした多くの人が集まっていた。

今回の運行から「まほろば」専用幕が搭載されていた。デザインは世界遺産興福寺のように見える。

専用幕が搭載されるということは今後も運行し続ける可能性があるからだろう。

ホームの発車標にはしっかりとまほろば号の表示がなされている。

車内の様子

車内はほぼすべての座席が埋まっており、鉄道ファンや観光客で大盛況。

車内の表示にもしっかりと「まほろば」との表示が出ている。なお号数は無いので0号となっている。

乗車特典

各座席のポケットには、奈良の路線バスの路線図や乗車記念カードが入っていた。

これらが乗車記念カード。右が座席ポケットに入っていたもの。左があべの車掌区の皆さんによる手作りのもの。

これが乗車前に頂いたまほろば号の旗。287系とまほろば幕が印刷されている。

車窓

奈良を出発

奈良を出発。ホームではスタッフの方々や観光客によるお見送りがあった。

奈良を出発して早速、万葉まほろば線と別れ田園地帯を走っていく。大和路線の全駅を通過することになるが、高速走行を続けている。

王寺を通過

普段は全列車が停車する王寺駅を通過。通過ではあるがかなり減速している。

王寺を過ぎてからは山中に入っていく。ここから柏原あたりまでは大和川と並走していく。

久宝寺運転停車

久宝寺で一旦停車。あくまでも運転停車なのでホームの発車標には運転停車と表示されている。

5分ほど時間調整の後に発車。ここからはおおさか東線に入っていく。

おおさか東線を走行

奈良出発から30分過ぎ、だんだん日が暮れてきた。おおさか東線はほとんどが高架なので遠くまで景色が見渡せる。

奥に見えているのは日本一高いビルあべのハルカスだ。

放出までの間、近鉄大阪線奈良線阪神高速13号東大阪線、大阪メトロ中央線と交差する。

それぞれの路線との乗換駅がありアクセスも充実している。

放出を低速で通過。ここから一駅先の鴫野まで学研都市線と並走する。

ここから先は低速で運転をする。待避線がなく前を走る普通を追い越せないからだ。

大阪の東部を縦断した後、淀川を渡る。

ちなみに淀川は次の停車駅である新大阪を過ぎてからもう一度渡る。

このあたりの線路は「Ω」のようなルートになっており放出から大阪までは結構遠回りをしている。

新大阪に到着。ここが初めての停車駅になる。ここからはもう一度淀川を渡り、東海道支線を通り大阪駅へ向かう。終点まではあと5分ほどだ。

大阪に到着

奈良から約1時間10分、5分ほど遅れて終点の大阪に到着。

人生で初めて一番列車に乗車したがいろいろなイベントがあり非常に楽しむことが出来た。

最近徐々に観光業が復活、訪日観光客も増加している。この特急の需要も出てきたと言えるだろう。

今後のJR西日本による奈良・大阪の沿線の発展が楽しみだ。